Seminar セミナー

開催終了

知財ガバナンス研究会の開催報告(2021年4月度)

コーポレートガバナンス・コードの改訂案として提示されている「知的財産への投資等の重要性に鑑み、取締役会で実効的に監督すること」や、「知的財産への投資等について具体的な情報を開示・提供すること」等を旨とした補充原則の追加規定に伴い、知的財産に関するガバナンスへの取組みを検討し、情報交換を行う「知財ガバナンス研究会」を20214月に発足致しました。

現在、知的財産部門の責任者の方々を中心に、40社を超える上場企業の皆様にご参加を頂いております。

[参考:https://www.hrgl.jp/info/info-1990/]

本研究会では20214月より毎月1回、オンラインでの研究会を開催しております。先月開催した第1回は、以下の通り実施しました。

                       
対 象 知財ガバナンス研究会(メンバー/アドバイザー/オブザーバー)
配信日時 2021年4月8日(木)13:00~15:00
会 場 Microsoft Teamsによるオンライン開催
セミナー内容

本研究会幹事を務めるHRガバナンス・リーダーズ株式会社の菊地から、当研究会の発足趣旨と活動目標、企業経営における知財ガバナンスの進め方を説明後、本研究会参加メンバー並びにアドバイザーから自己紹介ならびに本研究会への期待を語って頂きました。

アドバイザーである内閣府 知的財産戦略推進事務局 参事官 川上敏寛様から、今般のコーポレートガバナンス・コード改訂における知的財産への投資促進に関する取締役会での監督強化やその情報開示・発信の必要性をお話頂きました。また同様に、アドバイザーの金沢工業大学大学院教授 杉光一成様から、知的財産情報の投資判断に活用するための指標を検討する活動についてご紹介頂きました。さらに、アドバイザーの日本経済新聞社 編集委員 渋谷高弘様から、コーポレートガバナンス・コード改訂において知的財産の投資や情報開示に関する事項を規定することになった経緯等をご紹介頂きました。

NTTコミュニケーションズ様から、「M&A投資戦略における知財情報の活用」をテーマに、知財情報を分析してM&A候補を探索し、その投資価値評価を如何に実施して企業価値向上に寄与するかについてご説明頂き、メンバー企業様と意見交換を行いました。

           

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