Seminar セミナー
企業価値の向上に貢献する独立取締役のリーダーシップ
昨今、期待役割が益々大きくなっているのが、独立社外取締役(以下独立取締役)の存在です。取締役会の実効性を高め、企業価値向上に繋げるためには、独立取締役がリーダーシップを発揮し、経営チームはもちろん、取締役会のチーム力も最大化していく必要があります。
本セミナーの前半では、経済産業省産業組織課長をお招きし、独立取締役の質の向上に繋がる研修・トレーニング等についてご講演頂きます。後半では、独立取締役の経験豊富かつ女性で、バックグラウンドとしてビジネス経験・研究あるいは経営経験を有する方々をお招きし、経験値に基づく独立取締役の能力発揮のあり方について鼎談を行います。
対 象 | ・上場企業の経営者 ・独立取締役 ・実務ご担当者(取締役会事務局等) ・コーポレート・ガバナンスに関する政策関係者、研究者 (弊社と同業他社の方のお申込みはご遠慮いただいております。) |
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配信日時 | 2024年2月27日(火)13:00~14:35 |
会 場 | 本セミナーは開催終了しました。 多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。 |
第1部 基調講演
社外取締役向け研修・トレーニングの活用について
経済産業省
経済産業政策局 産業組織課 課長
中西 友昭氏

経済産業省は、コーポレート・ガバナンス・システム研究会(第3期)(以下「本研究会」という)の議論を踏まえ、2022年7月に「コーポレート・ガバナンス・システムに関する実務指針(CGSガイドライン)」の改訂を行い、戦略を実行する経営陣の「執行機能の強化」と、経営陣を規律づける「ガバナンスの強化」を進めることを促しています。本研究会の議論においては、社外取締役の数が増加する中で、社外取締役の質の向上がコーポレートガバナンス改革の実質化の鍵となることから、取りまとめに当たっては、「研修コンテンツの充実化」が今後の検討課題と位置づけられています。
こうした背景を受け、今般、経済産業省では、社外取締役の質の向上に向けて、社外取締役向けの研修やトレーニング(以下「研修等」という)の活用の後押しを図るため、社外取締役の研修等に関する実態調査(研修等の実施機関や企業へのヒアリング調査及び社外取締役へのアンケート調査)を実施し、その調査結果を踏まえて、「社外取締役向け研修・トレーニングの活用の8つのポイント」及び「社外取締役向けケーススタディ集」を作成しました。
本セミナーでは、「社外取締役向け研修・トレーニングの活用の8つのポイント」及び 「社外取締役向けケーススタディ集」について詳しく解説します。
第2部 鼎談
取締役会の実効性向上と独立取締役の機能発揮
成蹊学園 学園長
東京大学金融教育研究センター招聘研究員
江川 雅子氏
略歴
東京海上ホールディングス、三井不動産、三井物産、三菱電機等の日本企業の社外取締役を務める。

G&S Global Advisors Inc. 代表取締役社長
日本取締役協会副会長
橘・フクシマ・咲江氏
略歴
2002年に花王の社外取締役に就任以来、ソニー、ベネッセ等、10社以上の日本企業の社外取締役を務める。

<モデレーター>
HRGL
代表取締役社長 CEO
内ヶ﨑 茂

今回の鼎談は、上場企業の独立取締役のご経験が豊富な江川様とフクシマ様をお招きし、実効性のある取締役会を実現するための独立取締役等の役割について、おうかがいします。主な問いかけとしては、経営(執行)チームによるアニマルスピリッツ発揮の要諦、取締役会のチーム力最大化に向けた取組、ボードサクセッションの理想形等についてお聞きします。ご自身の経験をもとに本音をお話しいただきます。
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