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開催終了

知財ガバナンス研究会の開催報告(2021年9月度)

 2021年6月のコーポレートガバナンス・コード改訂で新たに規定された「知的財産への投資等の重要性に鑑み、取締役会で実効的に監督すること」や「知的財産への投資等について具体的な情報を開示・提供すること」等を旨とした補充原則の対応に向けて、知的財産に関するガバナンスへの取組みを検討し情報交換を行う「知財ガバナンス研究会」を2021年4月に発足しました。

 当研究会は「知財ガバナンス改革により、日本の競争力を向上させ、持続的な成長を促し、日本の再興に貢献する」という志(パーパス)の元、毎月1回、オンラインでの研究会を開催しています。

 現在、上場企業の知的財産部門の責任者の方々を中心に、120社を超える会員の皆様にご参加を頂いています。

[参考:https://www.hrgl.jp/service/ipgovernance/]

                       
対 象 知財ガバナンス研究会(2021年9月度)
配信日時 2021年9月14日(火)9:30~12:00
会 場 Microsoft Teamsによるオンライン開催
セミナー内容

 はじめに内閣府知的財産推進事務局川上参事官様より、内閣府と経済産業省で共同開催している「知財投資・活用戦略の有効な開示及びガバナンスに関する検討会」について、これまでの主な議論内容と今後のガイドライン策定・公開に向けたスケジュールならびに当研究会や分科会(知財情報活用分科会)への期待をお話しして頂きました。

 続いてアスタミューゼ株式会社様より「投資家に理解され企業価値向上に繋がる知財投資・知財評価とは?」と題し、中長期的な企業価値やESG投資等に資する、今後求められる知財投資・知財評価の在り方について、投資家サイドの視点から具体的に説明して頂きました。

 またKDDI様、帝人様、コニカミノルタ様、ニッタ様、三井住友海上火災保険様、パナソニック様より、各社様において知財投資・活用戦略により競争力強化につなげるビジネスモデルを構築した事例を順に紹介して頂きました。

 最後に研究会幹事から、これまでに研究会メンバー企業様から寄せられたご意見等をふまえ、ホールディングス会社の知財ガバナンスの在り方 / 知財専門サービス会社の知財情報分析・活用の在り方 / 知財ガバナンス経営の在り方 の3つのテーマの検討を今後当研究会の中で新たに深めていく旨を発信し、今後の研究会の開催スケジュール等を確認して、研究会を終了しました。

           

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