Seminar セミナー
知財ガバナンス研究会の開催報告(2021年5月度)
コーポレートガバナンス・コードの改訂案として提示されている「知的財産への投資等の重要性に鑑み、取締役会で実効的に監督すること」や、「知的財産への投資等について具体的な情報を開示・提供すること」等を旨とした補充原則の追加規定に伴い、知的財産に関するガバナンスへの取組みを検討し、情報交換を行う「知財ガバナンス研究会」を2021年4月に発足致しました。
現在、知的財産部門の責任者の方々を中心に、40社を超える上場企業の皆様にご参加を頂いて、2021年4月より毎月1回、オンラインでの研究会を開催しております。
対 象 | 知財ガバナンス研究会(メンバー/アドバイザー/オブザーバー) |
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配信日時 | 2021年5月12日(水)10:00~12:00 |
会 場 | Microsoft Teamsによるオンライン開催 |
セミナー内容
本研究会幹事を務めるHRガバナンス・リーダーズ株式会社の菊地から、当研究会の発足趣旨と活動目標、企業経営における知財ガバナンスの進め方を説明後、本研究会新規参加メンバーの皆様から自己紹介ならびに本研究会への期待を語って頂きました。
その後、「イノベーション創造における知財投資と知財情報開示への取り組みと今後の対応」をテーマに、まず、メンバーである株式会社ブリヂストン 荒木充様より、事業価値を生み出す知財可視化マネジメントと、その知財リソースを「まわすチカラ」での価値創造手法等についてご説明頂きました。
次に、本田技研工業株式会社 別所弘和様より、M&Aやオープンイノベーションのおけるパートナー探索手法(K-Method)や、ESG投資に対する知財価値評価、知財戦略実行における経営体制の革新等についてご紹介頂きました。
その後、メンバー企業様との質疑応答や意見交換が活発に行われ、次回の研究テーマを確認し、研究会を終了しました。