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2025年 社長 年頭のご挨拶
稼ぐ力の強化に向けた「攻めのコーポレートガバナンス」実現を目指して

当社代表取締役社長 CEO 内ヶ﨑 茂による年頭挨拶を下記の通りお知らせいたします。

稼ぐ力の強化に向けた「攻めのコーポレートガバナンス」実現を目指して

2025年の年頭にあたり、皆様にご挨拶申し上げます。

2024年は、国際経済の複雑化や企業を取り巻くリスクの多様化が進んだ一年となりました。国内では、2023年3月に東京証券取引所により公表された「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に続き、経済産業省では「『稼ぐ力』の強化に向けたコーポレートガバナンス研究会」が2024年9月に発足するなど、日本企業の収益力強化と中長期的な企業価値向上に向けた検討や取組みが各方面で活発化しています。また、地政学的リスクや気候変動などが世界中で頻発し、社会全体の不確実性が深まる中、長期、中期、短期の全時間軸で、そして株主、投資家、従業員、消費者、社会、NGO、NPOを含めた全方位でのステークホルダー経営への要求は強くなり、経営の難易度は高まる一方です。

さらに、本年も「主要国におけるエネルギー政策の転換」「東証株価指数(TOPIX)採用銘柄の絞り込み」「世界サステナビリティ開示基準(SSBJ・CSRD)対応」「割安な日本企業をターゲットとした業界再編」など、国内外において企業経営にインパクトを与えるイベントが続きます。このような環境下において、社会課題を解決しながら企業を持続的に成長させていくためには、CEOがアニマルスピリットをもってリスクテイクすることが不可欠であり、それを実現するためには「攻めのコーポレートガバナンス」の構築が重要です。

HRガバナンス・リーダーズ(HRGL)では、従来からコーポレートガバナンスのあるべき未来像として「コーポレートガバナンス7.0」という考え方を提唱しています。その要諦は、①取締役会において会社が進むべき大きな方向性をパーパス(羅針盤)として定義する、②CEOがパーパス実現のための骨太の成長戦略ストーリー(「経営方針」)を描いて取締役会で決定する、③CEOが迅速果断な意思決定を行う仕組みと体制(経営執行チーム)を構築して事業を推進する、④取締役会が経営方針に基づく監督機能を発揮して社会からの信頼を獲得する、といった点です。コーポレートガバナンス改革はドレスコードから着こなしに力点が移り、企業価値向上という成果が問われる時代を迎える中、経営の執行と監督が役割分担された「攻めのコーポレートガバナンス」実現は企業経営のOSとして重要な取組みであり、HRGLとしましても日本を代表する多くの企業と共創活動を進めております。

コーポレートガバナンス改革のチカラが試される2025年も、私たちはHRGL Wayを常に実践し、クライアントCEOから信頼される相談相手、コーポレートガバナンスの“かかりつけ医”として、多くの企業のサステナブルな成長ストーリーの構築や実践を“深く・濃く・長く”支援し、「ヒト」が輝く社会に繋がるサステナブルな資本主義社会の実現に向けて貢献してまいります。

HRガバナンス・リーダーズ株式会社
代表取締役社長 CEO 内ヶ﨑 茂

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