Seminar セミナー
[ JBDN×HRGL共同開催 ]
日本企業に求められるボード・ダイバーシティの実現
~その意義と展望~
現在、急速に変化する経済環境において、取締役会が効果的に機能するためには、適切な知識、経験、能力を備えたメンバー構成が不可欠です。特に、企業の持続可能な成長を支えるためには、ボード・ダイバーシティの確保が重要視されています。
特に女性役員の登用率に関しては、日本政府が示した「女性活躍・男女共同参画の重点方針2023」や議決権行使助言会社、機関投資家からの要請が高まっています。さらに、グローバル展開する企業では国際性を重視した取締役登用の動きも見られます。
このような多様性を推進する中では、外部ステークホルダーからの要請や期待を踏まえた取り組みが重要です。今回のセミナーでは、外部ステークホルダーからの視点や期待を通じて、企業としてどのように多様な取締役構成を構築いくべきか考えるための示唆をお届けします。
※ 本セミナーはJapan Board Diversity Network(JBDN)とHRガバナンス・リーダーズ株式会社(HRGL)の共同開催です。
対 象 | ・上場企業の経営者 ・独立取締役 ・実務ご担当者(取締役会事務局等) ・コーポレートガバナンスに関する政策関係者、研究者 (法人に属さない個人の方、および弊社と同業他社の方のお申込みはご遠慮いただいております。) |
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配信日時 | 2024年6月11日(火)10:00~11:15 |
会 場 | 本セミナーは開催終了しました。 多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。 |
セミナー内容
セミナー内容
グラス・ルイスとしての、取締役会における女性取締役の必要性に関する考え方を、2024年議決権行使助言方針の改定事項とともに説明します。また、今後の日本企業のジェンダーダイバーシティの確保のために、計画的な候補者選定のプロセスや中長期的な人材プールの策定の必要性、自社として最適な多様性をもつ取締役会構成の在り方の検討の重要性について説明します。
グラス・ルイス・ジャパン
上野 直子氏
アジアリサーチ&エンゲージメント担当バイスプレジデント。
2010年よりグラス・ルイス社アジアリサーチチームに所属し、アジアの上場企業とのエンゲージメントや多数の調査レポートを執筆し、日本企業のダイバーシティにかかる講演も多数実施。

セミナー内容
本セクションでは、ジェンダーダイバーシティの重要性と、30%の女性取締役を目指すための具体的な道筋について解説します。働き方改革や海外経験を持つ日本人女性のリーダーシップ、AIやテクノロジーのスキルを持つ若い世代の台頭など、多様な視点から女性取締役の増加を支える要因を探り、外国人取締役の選任におけるスキルと文化的適合性の重要性についても触れます。
(※講演は英語ですが、日本語の字幕が付きます)
Japan Board Diversity Network 創業者
Tracy Gopal氏
30年以上にわたって日本への情熱を持ち、EY監査法人、GCA(M&Aコンサルタント会社)、ISS(世界最大級の議決権行使コンサルタント会社)に勤務した後、サード・アロー・ストラテジーズを設立、JBDNを設立し、企業に対するコーポレートガバナンスを始めとしたアドバイザリーを行う。

セミナー内容
本パネルディスカッションでは、アメリカ人として日産自動車社の取締役を務めるハーヴィー氏による同社の取締役会の構成の考え方や、ニューヨーク在住の彼女がどのように日本での役割を果たしているのか、言語の壁をどのように克服しているのか、そして多様なボードがもたらす認知的多様性とイノベーションについても深掘りし、他の企業がどのように多様性を取り入れるべきかについてのアドバイスも提供します。
(※講演は英語ですが、日本語の字幕が付きます)
日産自動車株式会社 社外取締役
Brenda Harvey氏
米IBMゼネラルマネージャーを務めつつ、シンガポール国際商工会議所の取締役も務めるなど、日本を含むアジア市場での経験を豊富に持つ。2023年6月から日産自動車の社外取締役を務め、長年のグローバル企業でのキャリアと高い専門性を活かし、貢献。

【第1部】
ボード・ダイバーシティを取り巻く環境と本セミナー実施の背景ご説明
外部ステークホルダーの要請の高まりを受け、取締役会構成に求められる多様性(知識・経験・能力、ジェンダーや国際性、職歴、年齢)に関する大きな流れを本セミナー実施の背景として説明し、ステークホルダーの要請・期待を企業の方針へと生かすことの意義を確認する。また、HRGLにて調査した女性役員のスキルや外国籍の社外役員の登用状況も紹介します。
HRガバナンス・リーダーズ シニアコンサルタント 加藤 優実 ![]() | HRガバナンス・リーダーズ コンサルタント 小沢 潤子 ![]() |
【第2部】
議決権行使助言会社グラス・ルイスは日本企業に何を期待するか
グラス・ルイスとしての、取締役会における女性取締役の必要性に関する考え方を、2024年議決権行使助言方針の改定事項とともに説明します。また、今後の日本企業のジェンダーダイバーシティの確保のために、計画的な候補者選定のプロセスや中長期的な人材プールの策定の必要性、自社として最適な多様性をもつ取締役会構成の在り方の検討の重要性について説明します。
グラス・ルイス・ジャパン
上野 直子氏
アジアリサーチ&エンゲージメント担当バイスプレジデント。
2010年よりグラス・ルイス社アジアリサーチチームに所属し、アジアの上場企業とのエンゲージメントや多数の調査レポートを執筆し、日本企業のダイバーシティにかかる講演も多数実施。

【第3部】
女性取締役比率30%を実現するための取り組みと更なる多様性
本セクションでは、ジェンダーダイバーシティの重要性と、30%の女性取締役を目指すための具体的な道筋について解説します。働き方改革や海外経験を持つ日本人女性のリーダーシップ、AIやテクノロジーのスキルを持つ若い世代の台頭など、多様な視点から女性取締役の増加を支える要因を探り、外国人取締役の選任におけるスキルと文化的適合性の重要性についても触れます。
(※講演は英語ですが、日本語の字幕が付きます)
Japan Board Diversity Network 創業者
Tracy Gopal氏
30年以上にわたって日本への情熱を持ち、EY監査法人、GCA(M&Aコンサルタント会社)、ISS(世界最大級の議決権行使コンサルタント会社)に勤務した後、サード・アロー・ストラテジーズを設立、JBDNを設立し、企業に対するコーポレートガバナンスを始めとしたアドバイザリーを行う。

【第4部】
グローバル企業に学ぶボード・ダイバーシティ推進
~日産自動車の事例から~
本パネルディスカッションでは、アメリカ人として日産自動車社の取締役を務めるハーヴィー氏による同社の取締役会の構成の考え方や、ニューヨーク在住の彼女がどのように日本での役割を果たしているのか、言語の壁をどのように克服しているのか、そして多様なボードがもたらす認知的多様性とイノベーションについても深掘りし、他の企業がどのように多様性を取り入れるべきかについてのアドバイスも提供します。
(※講演は英語ですが、日本語の字幕が付きます)
日産自動車株式会社 社外取締役
Brenda Harvey氏
米IBMゼネラルマネージャーを務めつつ、シンガポール国際商工会議所の取締役も務めるなど、日本を含むアジア市場での経験を豊富に持つ。2023年6月から日産自動車の社外取締役を務め、長年のグローバル企業でのキャリアと高い専門性を活かし、貢献。

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