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2021年6月のコーポレートガバナンス・コード改訂により、知財投資戦略の開示や取締役会による実効的な監督が盛り込まれたことをふまえ、内閣府知的財産戦略推進事務局ならびに経済産業省経済産業政策局産業資金課による「知財投資・活用戦略の有効な開示及びガバナンスに関する検討会」に、弊社フェローの菊地が委員として参加しています。
本検討会は、企業が投資家や金融機関から適切に評価され、企業価値向上や円滑な資金調達に資するうえでの知財投資・活用戦略の開示や社内におけるガバナンス体制の構築の在り方について示す「知財投資・活用戦略の開示等に関するガイドライン（仮称）」の策定に向けた検討を進めていくことを目的に設立されました。当ガイドラインは2021年6月18日に閣議決定された「成長戦略実行計画」の中で述べられており、2021年7月15日に発表された「知的財産推進計画2021」においても重要な施策として位置付けられています。2021年内の当ガイドラインの策定及び、2021年12月末が期限となるコーポレート・ガバナンス報告書の提出に向けた知財ガバナンスに関する対応の方向性を同年秋頃までに示すことを目指し、8月上旬から月2回程度の検討会を実施しています。
詳細は以下のリンクからご覧ください。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/tousi_kentokai/

（参考情報）
・成長戦略実行計画（令和3年6月18日）
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/seicho/pdf/ap2021.pdf

・知的財産推進計画2021～コロナ後のデジタル・グリーン競争を勝ち抜く無形資産強化戦略～
［全体］
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/kettei/chizaikeikaku20210713.pdf
［概要］
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/kettei/chizaikeikaku20210713_gaiyou.pdf