INTERVIEW 01

人財・組織の変革を通じて、
未来創造を支援する

岡村 佑太

指名・人財ガバナンス / シニアマネージャー

一橋大学大学院商学研究科修了(MBA)。外資系コンサルティング会社、政府系投資ファンド、コンサルティングのベンチャー企業等を経て現職。主に人事戦略立案や人事制度構築・運用、人材開発に関するコンサルティングを実施。コンサルティングのベンチャー企業では人事責任者として競争力ある組織づくりのための各種人事施策を実行。

未来に向けた企業変革を
デザインする仕事

私が所属する「指名・人財ガバナンス部」では、企業の目指すビジョンに向かって役員層のリーダーシップの発揮、及び従業員の能力発揮やエンゲージメント強化などを通じて、企業の変革を実現していくことを行っています。具体的には、クライアントが目指すビジョン・経営戦略の実現に向けて人事戦略の立案ならびに実行できる体制の構築、または変革を起こすために現場に入り込んで各種プロジェクトを支援しています。一言でいうと、「未来に向けた企業変革をデザインする仕事」ですね。
実際の業務において、メインで関わるのはクライアント企業のCHROや人事部長ですが、人財・組織変革は人事部門だけで実現できるものではないため、各事業部のリーダーや経営層を巻き込みながらプロジェクトを進めることが多いです。

求められるのは
「未来を想像する力」と
「現在と未来を結びつける
シナリオ構想力」

「ニューノーマル」と呼ばれるように過去の成功体験が通用しない現状においては、未来と現在を踏まえて、人・組織・文化を変革していく必要があります。そのために、短期と中長期の視点を持って、クライアント企業ならびにプロジェクトを俯瞰的に見ていくことが重要です。
またこの仕事では、人事領域に関する知見も必要となりますが、それだけでなく「未来を想像する力」も求められます。クライアント企業の5年後、10年後はどのような事業となっているのか、どのような状態になりたいのかを見据えて、そのときにどういう人財がいて、どのような働き方で社員は働いているのかまで想像します。そのうえで、変革への道筋を現状から考えていきます。現状から考える際には、今の経営課題は何か、その課題をどう解決するのが未来の目指す姿の実現につながるかを考えていきます。目先の課題への対応だけだと、短期的な課題の解決にしかつながらず、ワクワクするような未来を実現することができません。それゆえ、私たちには「現在と未来を結びつけるシナリオ構想力」を持つことが求められます。
私たちの仕事は、未来という大きなテーマに関わることを軸に置いているため、企業のトップ層・取締役会の変革・レベルアップをいかに行うかという点を重視しています。それゆえ、アプローチとしてもコンサルティングのみならず、取締役会への最適な人財の供給などあらゆる角度から変革のアプローチを図っていきます。もちろん、自部署のみならず、他部署とも連携をして最適なソリューションを導くケースも多いです。

武器は「コンサルタントの視点」と「現場の視点」の2軸

HRGLは5社目になります。新卒で社員研修を取り扱う会社で営業を経験し、その後自身の知識不足を感じて退職し、一橋大学大学院商学研究科に通ってMBAを取得しました。その後、外資系コンサルティングファームに就職。人事制度の設計、人事戦略の立案、育成プランの作成などを行いました。3社目は政府系投資ファンドで、このとき初めて人事担当者として採用、評価、報酬の仕組みを整備する経験をしました。その後はより新たな経験を求めて4社目としてベンチャー企業に転職しました。そこでは人事責任者として仕組み化をしたり、海外進出の戦略を考えたり、経営企画的な業務にも携わったりしました。かなりタフな仕事が多かったですが、それ以上に多様な経験ができ、現在にもつながる「コンサルタントの視点」と「現場(人事)の視点」という2つの強みを確立できました。

HRGLには「他人の気持ちに
寄り添ってくれる人」が多い

HRGLに転職したきっかけは、一言でいえば「人」です。前職のベンチャー企業時代、本当はHRGLの社員を引き抜こうと声をかけたのですが、話を聞いているうちに「自分もこの会社で働きたい」と思ってしまって。まさに「ミイラ取りがミイラになる」でした(笑)。
実際に働くようになって、HRGLの社員は皆さんプロフェッショナルですし、熱量が高いと常々感じています。あと、コンサルタント出身者と聞くと「自分中心のガツガツ人」をイメージする人もいると思いますが、HRGLの人たちは自分を押し通そうとするのではなく、他人の気持ちに寄り添い、「協力してやっていこう」という姿勢の人が多いと感じますね。

自分だからこそできる価値創造をしたい

仕事で特にやりがいを感じるのは、自分が提案・提示したものに対して「その視点ってなかったよね」とクライアントが納得感を持ってくれたときです。またサービス開発もそうですし、人事領域以外の仕事を横断的にできるので、新しい発見とともに刺激的な日々を過ごしています。
私自身のキャリア像としては、人事とコンサルタントの両方で社会にインパクトをもたらす仕事をしたいと考えています。例えばCHROになってダイナミックな経営に携わるのも魅力的ですし、それをサポートするコンサルタントもやりがいがあるでしょう。このあたりはまだ模索中ですが、いずれにせよ、人財と組織を梃子にして自分しかできない価値創造をしていきたいです。

自分の強みを生かして、どんどん成長できる環境

HRGLで活躍している人の特徴は、「変革への想いを持っている」「クライアント目線で物事を考えられる」「学びに貪欲」「成長スピードが速い」「いろいろな人を巻き込める」ことだと思います。特に私が大切だと感じているのは、「やりたいビジョンを持ち、実現していくこと」です。“コンサルティングをやりたい”ではなく、“その先にどんなことを実現したいのか”が明確でないと、表面的なコンサルティングはできても、企業を変革するほどのインパクトをもたらせません。
専門知識に関しては、自己研鑽を含めて入社後に身につけることができますし、例えば「人事のある領域の法律に詳しい」「変革をリードしてきた」という人なら、自分の強みを生かしたプロジェクト(サービス)を新たに立ち上げるという選択肢もあります。HRGLにはそうしたカルチャーもあるので、自律的にどんどん仕事を進める人が成長できるはずです。

DAILY SCHEDULE1日のスケジュール

7:00 起床
7:30 朝の新聞記事チェック
8:30 始業(在宅)
昨日のメールチェックとプロジェクトメンバーの資料レビューを行う
9:00 チーム内で新たなサービス開発に関するミーティング
11:00 クライアントとのオンラインミーティング
人事戦略の立案プロジェクトの進捗報告
12:00 ランチ。自宅近くの洋食屋でスパイスの効いたカレーを食べる
14:00 クライアントとのオンラインミーティング
組織改革プロジェクトの進捗報告
16:00 新規クライアントへの提案資料の準備
19:00 終業(在宅)
20:00 近所の公園でジョギングをしてリフレッシュ
0:00 就寝までお気に入りの海外ドラマを観賞

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