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開催終了

知財ガバナンス研究会の開催報告(2021年11月度)

2021年6月のコーポレートガバナンス・コード改訂で新たに規定された「知的財産への投資等の重要性に鑑み、取締役会で実効的に監督すること」や「知的財産への投資等について具体的な情報を開示・提供すること」等を旨とした補充原則の対応に向けて、知的財産に関するガバナンスへの取組みを検討し情報交換を行う「知財ガバナンス研究会」を2021年4月に発足しました。

当研究会は「知財ガバナンス改革により、日本の競争力を向上させ、持続的な成長を促し、日本の再興に貢献する」という志(パーパス)の元、毎月1回、オンラインでの研究会を開催しています。

2021年12月28日現在、上場企業の知的財産部門の責任者の方々を中心に、約150社の会員の皆様にご参加を頂いています。

[参考:https://www.hrgl.jp/service/ipgovernance/]

                       
対 象 知財ガバナンス研究会(2021年11月度)
配信日時 2021年11月16日(火)9:30~12:00
会 場 Microsoft Teamsによるオンライン開催
セミナー内容

内閣府知財戦略推進事務局 参事官 川上俊寛様より、「知財投資・活用戦略の有効な開示及びガバナンスに関する検討会」の検討状況について説明をして頂くとともに、同検討会の委員を務める知財ガバナンス研究会幹事の菊地から、11/16の同検討会で発表した内容について説明しました。
続いて、特許庁 総務部 企画調査課長 仁科雅弘様より、IPランドスケープの実施企業が1割に留まっている現状への課題意識等を背景に、同庁が主催する「IP ランドスケープセミナー」ならびに2022年度のIPランドスケープ実施支援事業に関する説明をして頂きました。(※後日、同事業に関心をお持ちのメンバー企業様を対象とする説明会を開催しました)
また、金沢工業大学大学院 客員教授 小林誠先生より「企業における知財・無形資産投資・活用戦略の在り方について」と題して、経営戦略・事業戦略に整合する新たな知財戦略の在り方についてお話をして頂きました。
その後、当研究会メンバーの京三製作所様、島津製作所様、H.U.グループホールディングス様より、知財投資・活用戦略により競争力強化につなげるビジネスモデルを構築した各社様の事例を紹介して頂きました。

           

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